不動産ニュース / 開発・分譲

2012/11/22

居住空間の自由度高める間取りシステムを開発/新日鉄興和不動産

「リビオ松戸ヒルズフィールド」外観
「リビオ松戸ヒルズフィールド」外観

 新日鉄興和不動産(株)は22日、 分譲マンションの居室における造り付け収納を極力排除し、居住空間の自由度を高める間取りシステム「ジザイア」を開発したと発表した。

 同システムは、空間を整形に近づけることで、家具の設置等自由に使える空間を実現したもの。自由自在に空間をデザインすることや、居住年数や家族構成に応じて変化するニーズへ対応することが可能となる。

 同社では、2011年4月に500通り以上の間取りと設備を自分仕様に組み合わせることができる「ワンズシステム」、12年8月に3畳の自由空間「ユトリエ」の開発など、近年のライフスタイルの多様化に伴う市場のニーズに対応した“間取りの多様性”づくりに取り組んできた。今後は、従来のシステムに「ジザイア」を含めて、「System FREEDA(システム・フリーダ)」の商品名称で統合し、さらに強化していく方針。

 「System FREEDA」導入の第1弾物件となる「リビオ松戸ヒルズフィールド」(千葉県松戸市、総戸数151戸)は、1,000通り以上の間取りから自由に選択することが可能になるだけでなく、家具配置を含めた空間そのものの自在なカスタマイズも実現し、居住者がオリジナリティを追求できる自由な空間づくりを提案していく。

 同物件は、敷地面積7,299.13平方メートル、延床面積1万4,497.02平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階建て。JR常磐線「松戸」駅よりバス約6分、バス停下車徒歩1分に位置する。間取りは2LDK+S~5LDK、専有面積76.99~113.05平方メートル。
 予定販売価格は2,300万円台~4,400万円台(予定最多価格帯2,800万円台)、竣工は14年2月上旬予定。

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