ケネディクス(株)、東急不動産(株)、(株)日本政策投資銀行は、3社が出資する特別目的会社を通じ、東京都千代田区の「新生銀行旧本店ビル(旧長銀ビル)」を取得する。
同ビルは、1993年、日本長期信用銀行の本社ビルとして竣工。同行の経営破たんに伴い、外資系ファンドに売却されていた。SPCは、物件取得後、地上20階地下2階建てのビルへ建て替える予定。建て替え後の延床面積は約5万7,500平方メートル。
ケネディクスは、SPCからアセットマネジメント業務を受託。同社最大のAM案件となる。東急不動産は、プロジェクトマネジメント業務を担当し、開発とテナントリーシングを受け持ち、竣工後一括賃借しサブリース、建物管理を行なう。日本政策投資銀行は、プロジェクトにかかる資金調達に関するアドバイザリー業務を行なうほか、グループ会社がケネディクスと共同でAM業務を受託する。