不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/12/14

タワーマンションへの意識、8割以上が「震災前と変わらない」/野村不動産アーバンネット

 野村不動産アーバンネット(株)は13日、「タワーマンションに関する意識調査」の結果を発表した。
 同調査は、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)のタワーマンションを所有し、居住している500名を対象にインターネット上で実施したもの。調査期間は11月20~21日。

 「タワーマンションに住んでよかったと思うか」については、“良かったと思う”が91.8%を占め、“良かったと思わない”の8.2%を大幅に上回った。
 「タワーマンションのメリット」については、“眺望が良い”が51.6%でトップ。“防犯面で安心”(41.8%)、“駅から近い”(39.6%)が続いた。一方、住んでよかったと思わない理由については、“エレベーターの待ち時間が長い”、“風が強い”などのコメントが挙げられた。

 「共用施設・サービスの満足度」については、もっとも「満足している」の割合が高かったのは“24時間ゴミ出し可能”(94.8%)に。2位は“24時間有人管理”(89.0%)、“スーパー・コンビニ併設”(82.5%)であった。
 「タワーマンションから見える好きな風景」については、“富士山”(29.4%)、“東京スカイツリー”(23.0%)、“東京タワー”(16.2%)が上位3位にランクインした。

 「東日本大震災の発生による意識変化」については、“震災直後は不安に感じていたが、今は震災前の状態と変わらない”(31.2%)、“特に変化はない”(50.8%)を合わせて、8割以上が震災前と意識は変わらないという結果に。一方、“いまだに強く不安を感じている”という意見も13.0%にのぼった。

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