トップリート投資法人(TOP)は14日、2012年10月期決算を発表した。
当期(12年5月1日~10月31日)は、営業収益56億3,600万円(前期比1.0%減)、営業利益26億9,700万円(同2.7%減)、経常利益20億200万円(同1.3%減)、当期純利益20億100万円(同0.1%増)、1口当たり分配金1万2,912円(同335円増)となった。
当期は、18物件(取得価額合計:1,843億4,500万円)で運用を開始。東京都心部に存する優良なオフィスビルを中心に取得に向けた検討を行なってきたが取得までには至らず、期末の運用資産は前期から変更なし。稼働率は、住宅物件の平均稼働率が95.6%を維持するなどし、全体でも99.2%(同0.7ポイントアップ)まで回復した。
次期は、営業収益58億2,800万円、営業利益24億700万円、経常利益17億8,300万円、当期純利益17億8,200万円、1口当たり分配金1万1,500円を見込む。