不動産ニュース / 開発・分譲

2012/12/20

認知度向上へ、分譲住宅ブランド「BRANZ」コンセプトを一新/東急不動産

新「BRANZ」のビジュアルイメージ。熱帯睡蓮の花弁をモチーフにしたブルーをイメージカラーに定義。華やいだ永続的に輝く暮らしをイメージした
新「BRANZ」のビジュアルイメージ。熱帯睡蓮の花弁をモチーフにしたブルーをイメージカラーに定義。華やいだ永続的に輝く暮らしをイメージした
ブランズの新コンセプトを具現化した第1弾マンション「ブランズ四番町」完成予想図
ブランズの新コンセプトを具現化した第1弾マンション「ブランズ四番町」完成予想図

 東急不動産(株)は20日、分譲住宅ブランド「BRANZ(ブランズ)」の再構築に伴う、新しいブランドコンセプトとブランドイメージを発表した。

 「ブランズ」は、2005年から採用した同社の分譲住宅ブランドで、10年からはすべての分譲住宅ブランドをブランズに統合。「ここは、いい時間が育つ場所。」をコンセプトに、ブランドイメージ力強化を図ってきた。しかし、「ユーザーへのブランド検証調査でも、イメージがあいまいで、明確なメッセージが伝わっておらず、認知度も他社ブランドが40~90%の中、ブランズは23%にとどまっている」(同社住宅事業本部BRANZ企画部統括部長・亀島成幸氏)ことから、統合3年を契機にリブランディングを検討してきたもの。

 今回策定した、ブランズの新たなブランドコンセプトは「人生を極める住まい。」で、それを実現させるための要素として、ブランズの頭文字をなぞり「Bloom(感性を花開くデザイン)」「Revolute(革新を志す品質)」「Achieve(個性と共生を輝かせるサポート)」「Neologize(比類なき住まいへの挑戦)」「Z(究極への証)」と定めた。

 このコンセプトをアピールした新ブランドビジュアルによるTVCMを、13年年明けから放映していく。「この10年間を見据えると、ブランド力のアップは重要なファクター。TVCMなどで露出量を増やし、知名度を向上させていきたい」(亀島氏)。

 また同社は、新ブランドコンセプトを具現化した分譲マンション第1弾「ブランズ四番町」(東京都千代田区、総戸数165戸。京阪電鉄不動産(株)との共同事業)を、13年1月から販売する。

 同物件は、東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」駅徒歩3分に立地する、地上15階建てのマンション。永く暮らし続けることができる住宅を目指し、同社3棟目の長期優良住宅認定基準に適合したほか、7時間稼働の非常用発電機や防災備蓄倉庫、4重オートロック、24時間有人管理などの安心安全への配慮、生物多様性への配慮やHEMS搭載など環境への配慮などが特長。

 住戸は、2LDK・3LDK、専有面積60~107平方メートル。販売価格は未定だが、平均坪単価460万円を想定している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。