不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/12/26

吹付けアスベストが露出した建築物、全国で1万6,000棟超/国交省調査

 国土交通省は25日、建築物防災週間(2012年8月30日~9月5日)に実施した建築物に関する調査結果を発表した。1956年~89年までに施工された民間建築物の吹付けアスベストの状況、窓ガラスの地震対策、外壁材の落下防止対策、天井の崩落防止対策、広告板の落下防止対策について調査したもの。

 吹付けアスベストおよびアスベスト含有吹付けロックウールの施工状況では、露出した吹付けアスベストの建築物数は1万6,063棟(前回調査比166棟増)、指導により対応済みの建築物数は1万1,050棟(同36棟減)、指導により対応予定の建築物数は844棟(同17棟減)となった。

 道路、避難路等に面しているはめ殺し窓ガラスの設置状況では、告示基準に適合していない建築物数が1,239棟(同4棟減)、 改修済みの建築物の数が890棟(同7棟増)、改修予定の建築物の数41棟(同2棟減)となった。

 詳細は、同省ホームページ参照。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。