不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/7

都心Aクラスビル賃料、坪2万1,000円超水準で推移/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は、2012年第3四半期の東京都心部Aクラスビルのマーケット状況を公表した。都心5区の主要オフィス街および周辺区オフィス集積地域の、延床面積1万坪以上、基準床面積300坪以上、築年数15年以内、高い耐震・環境性能等を有するオフィスビルが対象。

 成約ベース賃料は、11年第3四半期を(1万9,000円/坪台)をボトムとし、12年は2万1,000円/坪超の水準で推移。空室率は、12年前半の大量供給の影響で同年第2四半期の空室率は9.0%まで上昇。第3四半期も空室率の高止まりは継続している。13年は新規供給の大幅な減少が予想されていることから、回復が期待されている。

 また、12年第3四半期のストック(稼働面積+現空面積)は、大量供給の影響で11年比14万坪増加したが、稼働面積(155万坪)はリーマンショック前の07年(154万坪)を上回る水準となった。

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