東急不動産(株)の完全子会社である東急不動産コンフォリア投信(株)に資産運用を委託する「コンフォリア・レジデンシャル投資法人」が7日、東京証券取引所から上場承認を得た。上場日は、2月6日。同社がスポンサーとなるREITは、12年6月上場の「アクティビア・プロパティーズ投資法人」に次ぐ2本目。
同投資法人は、東京圏の賃貸住宅を中心に投資する住宅系REIT。単身・小家族世帯をターゲットとし東急不動産グループがプロデュースしてきた都市型高級賃貸マンション「コンフォリア」シリーズのコンセプト、ノウハウに基づく投資・運用を行なう投資法人として、同資産運用会社により、2010年6月8日に設立していた。上場時のポートフォリオは53物件・約710億円。
東急不動産は、REIT事業の展開をグループ中期経営計画における重点戦略の一つとしており、今後も同投資法人のポートフォリオ拡大や、資産価値の維持・向上などに協力していく考え。