アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は8日、賃貸住宅12物件の取得を発表した。
取得したのは、「レジディア目黒III」(東京都目黒区、取得予定価格9億5,000万円)の信託受益権(予定)、「レジディア自由が丘II」(東京都世田谷区、同7億7,800万円)の信託受益権など、賃貸住宅12棟。全国および全住戸タイプへの分散投資による資産規模の成長と、安定的収益の確保を実現するポートフォリオ構築が目的。取得資金は、新投資口発行等で賄う。
「レジディア目黒III」は、JR山手線ほか「目黒」駅徒歩約12分の立地。交通アクセスが良好で、周辺街区には日用品店舗や医療施設等が整備されている。「レジディア自由が丘II」は、東急電鉄東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩約15分の立地。東京屈指の人気エリアに位置し、徒歩圏に複数のスーパーマーケットや駒沢オリンピック公園総合運動場等があり、居住の快適性と生活利便性を備えている。いずれも都心へ通勤する単身者層・DINKS層の賃貸需要を見込んでいる。
今回の資産取得により、同投資法人のポートフォリオは202棟、取得価格ベースで約3,896億円となる。