不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/11

東京のオフィスビル空室率、わずかに低下/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は11日、2012年12月末時点でのオフィスビル市況を発表した。

 東京ビジネス地区(都心5区)の平均空室率は8.67%(前月比0.09ポイント減)とわずかに下がり、空室面積も1ヵ月で約6,600坪減少した。
 当月は新規供給がなかったことや、募集面積を残していたビルが既存ビルの区分にシフトしたほか、一部のビルに成約の動きが見られたことから、新築ビルの空室率は29.92%(同0.94ポイント減)と低下した。既存ビルは空室率7.98%(同0.03ポイント増)とわずかながら上昇、空室面積も統合に伴う解約の影響や、大型成約の動きが少なかったため小幅に上昇した。
 平均賃料(坪単価)は、新築が2万3,352円(同19円増)、既存ビルが1万6,458円(同5円減)となった。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は9.51%と前月と変わらず、空室面積もわずかな減少にとどまった。新築ビルでは成約の動きが見られず、空室率18.61%と前月比横ばい、既存ビルは成約の動きはあったものの、統計対象ビルの減少や再募集、解約の影響から9.40%と同月比横ばいで推移した。
 平均賃料は新築の数値は公表されておらず、既存ビルでは1万1,323円(同2円増)となった。

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