不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/1/16

収益用不動産売却できず売上、利益大幅減/サムティ12年11月期決算

 サムティ(株)は15日、2012年11月期決算を発表した。

 当期(11年12月1日~12年11月30日)の連結売上高は108億7,000万円(前年同期比33.0%減)、営業利益17億3,700万円(同39.1%減)、経常利益1億8,500万円(同85.6%減)、当期純利益11億3,400万円(同4.9%減)。
 予定していた収益用不動産(たな卸資産)が売却できなかったため、売上高、営業利益、経常利益が前年を大きく下回ったが、収益用不動産(固定資産)の売却による特別利益の計上等により、当期純利益については、概ね計画を達成した。

 不動産事業では、投資用マンションとして「ハーモニーレジデンス東京イースト」(東京都墨田区)、「サムティ神戸BENIR」(神戸市兵庫区)など216戸を販売。売上高59億5,400万円(同48.4%減)、営業利益7億5,800万円(同62.6%減)を計上。

 不動産賃貸事業は、営業エリアの拡大並びに収益不動産の仕入の強化に努め、「博多祇園ビル」(福岡市博多区)、「アスコットヒルズ中島公園」(札幌市中央区)等の取得に加え、「サムティグランツ神戸」(神戸市兵庫区)を竣工。売上高43億4,300万円(同0.2%増)、営業利益21億3,500万円(同4.7%減)となった。

 通期予想は、売上高240億円、営業利益35億円、経常利益20億円、純利益15億円を見込んでいる。

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