不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/21

12年の首都圏マンション、供給戸数は約4万5,000戸。後半失速し前年並みに/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は21日、2012年(1~12月)の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の首都圏のマンションの新規販売戸数は4万5,602戸(前年比2.5%増)。下半期の供給が伸び悩み、前年並みに落ち着いた。地域別では、東京都区部0.1%減、都下14.1%増、神奈川県2.0%減、埼玉県0.8%減、千葉県22.9%増。

 1戸当たりの平均価格は4,540万円(同0.8%減)で2年連続の下落。東京都区部5,283万円、都下4,318万円、神奈川県5,167万円、埼玉県3,687万円、千葉県3,563万円となった。初月契約率は月間平均76.3%(前年比1.5ポイント減)と、わずかに低下した。なお、13年の供給は5万戸(同9.6%増)となる見込み。

 一方、12月の首都圏マンション発売戸数は7,773戸(前年同月比3.0%減)となった。月間契約率は79.5%(同0.6ポイント増、前月比7.6ポイント増)と、急上昇した。
 1戸当たりの価格は4,515万円(前年同月比1.5%減)、1平方メートル当たり単価は63.1万円(同1.9%減)と、ともに下落した。また、販売在庫数は5,347戸で、前月末に比べて484戸の増加となった。13年1月の販売戸数は2,000戸の見込み。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。