(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は21日、2012年10~12月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は7,681件(前年同期比3.3%増)と5期連続で前年同期を上回った。都県別では東京都が3,705件(同6.5%増)、千葉県が1,066件(同14.1%増)と増加。一方、埼玉県は917件(同4.7%減)、神奈川県は1,993件(同3.5%減)と減少した。
成約単価は1平方メートル平均で38.12万円(同0.9%下落)、成約物件価格は2,505万円(同0.1%上昇)。成約物件の平均専有面積は65.70平方メートル(同1.1%拡大)、成約物件の平均築年数は19.22年だった。一方、新規登録件数は4万3,691件(同1.2%減)となった。
また、中古戸建住宅の成約件数は2,865件(同2.9%増)で、6期連続で前年同期を上回った。新築戸建住宅の成約件数は1,288件(同27.0%増)で、4期連続で前年同期を上回り、増加率も3割近くに拡大した。