不動産ニュース / 開発・分譲

2013/1/24

長谷工グループ、施工・管理マンションのスマート化を加速

 長谷工グループは、自社が建設・管理するマンションのスマート化を加速させる。グループ会社の(株)長谷工アネシスを通じ、同社が高圧一括受電サービスを提供する新築・既存マンションに、ゼネラル・エレクトリック(以下、GE)製のスマートメーター(次世代電力量計)を導入していく。

 導入するスマートメーターは、国際標準に準拠した通信機能一体型のもので、海外では累計1,400万台以上の出荷実績がある。日本国内でも、オフィスやマンションを中心に採用準備が進められているもの。

 スマート化によって共用部、専有部の電気料金が割安になる。また、居住者は自宅のパソコンやスマートフォンで、30分ごとの電気使用量のグラフや電気料金などを確認できる。電気使用量の「見える化」により、居住者の節電意識が高まり、節電行動の推進が期待できるほか、遠隔操作での検針が可能となるため、検針時にマンションへの立ち入りが不要となり、セキュリティ向上にもつながる。

 同グループは今後、GEと共同・連携してサービス提供戸数と事業領域の拡大を図る。年間5万~6万戸ペースで提供戸数を増やし、国内の新築および既存マンションにおいて、高圧一括受電事業とスマートメーター導入の実績ナンバーワンを目指す考え。

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