不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/30

12年も「マンション化率」は拡大。東京都の伸び率が突出/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは30日、2012年の全国「マンション化率」調査結果を発表した。「マンション化率」とは、総世帯数に占める分譲マンション戸数の割合。

 12年の全国世帯数5,417万1,475に対し、マンションストック数は639万3,206戸で、マンション化率は全国平均11.80%(前年比0.15ポイントアップ)。約8.5世帯に1世帯が分譲マンションに居住しているという計算になった。

 都道府県別では、東京都が25.52%(同0.6ポイントアップ)でトップ。2位が神奈川県21.94%(同0.24ポイントアップ)で、20%を超えるのはこの2地域のみ。大阪府はタワーマンションをはじめとする大規模物件の供給により、17.94%(同0.18ポイントアップ)と3位に。兵庫県は17.93%(同0.08ポイントアップ)で4位に順位を下げた。

 圏域平均は、首都圏20.86%(同0.32ポイントアップ)で20%を超え、近畿圏が15.23%(同0.1ポイントアップ)、中部圏が7.69%(同0.1ポイントアップ)となった。

 全国的にマンション分譲が停滞する中で、東京都の伸び率が突出、一極集中の様相を呈している。地方圏では、世帯数の増加が鈍化し、マンション戸数と世帯数の変動率が拮抗。分譲マンションの増加率が世帯数の増加率を下回り、マンション化率が縮小する地域が見られた。

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