(一社)不動産証券化協会(ARES)は、第5回目となる個人投資家に対するJREIT認知度調査を実施、30日にその結果をとりまとめ、発表した。
調査期間は2012年12月7~11日、インターネットを経由して実施した。対象地域は全国で、回答数は1,065件。
金融商品の認知度について、「名称も内容も知っている」との回答は、「JREIT」30.6%(前年度31.8%)、「JREITファンド」15.0%(同14.6%)、「JREITのETF」11.8%(同11.1%)と、いずれもほぼ横ばい傾向。
金融商品の保有状況については、「現在保有(利用)している」との回答は、「JREIT」9.4%(同8.9%)、「JREITファンド」2.8%(同2.8%)、「JREITのETF」1.0%(同0.9%)で、認知度同様、前年比ほぼ横ばいの結果に。
「JREITへの投資意向」については「新規または追加での投資を具体的に考えている」が前年比倍増の8.7%(同4.1%)、「JREITへの投資に興味を持っている」も22.0%(同16.1%)と約4割増、JREIT投資への関心の高まりがうかがえる結果となった。