国土交通省は31日、2012年1年間および12年12月分の建築着工統計調査結果を発表した。
同年の新設住宅着工戸数は88万2,797戸(前年比5.8%増)と、3年連続で増加した。新設住宅着工床面積も7,841万3,000平方メートル(同4.1%増)と同じく3年連続の増加。
利用関係別にみると、持家が31万1,589戸(同2.0%増)で3年連続の増加。貸家は31万8,521戸(同11.4%増)と、4年ぶりに増加した。分譲住宅は24万6,810戸(同5.2%増)で3年連続の増加。内訳は、マンションが12万3,203戸(同5.5%増)、一戸建住宅が12万2,590戸(同5.0%増)となった。
地域別では、首都圏が31万4,086戸(同3.3%増)、中部圏が10万1,159戸(同0.8%減)、近畿圏が13万1,692戸(同5.2%増)、その他地域が33万5,860戸(同10.9%増)。
また、12月単月の新設住宅着工戸数は7万5,944戸(前年同月比10.0%増)、新設住宅着工床面積も664万9,000平方メートル(同8.4%増)と、ともに4ヵ月連続で増加した。季節調整済年率換算値は88万戸。
利用関係別では、持家が2万6,748戸(同9.2%増)、貸家が2万7,451戸(同11.2%増)となり、いずれも4ヵ月連続の増加。分譲住宅も2万1,444戸(同9.8%増)と4ヵ月連続の増加で、内訳はマンションが1万516戸(同14.5%増)、一戸建住宅が1万858戸(同5.8%増)となった。