不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/1/31

マンション計上戸数大幅増で住宅事業利益2.6倍増/野村不HD13年3月期第3四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は31日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は3,142億9,300万円(前年同期比20.1%増)、営業利益325億2,300万円(同8.0%増)、経常利益243億200万円(同27.4%増)、当期純利益120億1,200万円(同12.1%減)。最終利益の大幅減は、前期最終利益が法人税率の引き下げによる繰延税金資産および繰延税金負債の取り崩しで約51億円増加していたため。

 主力の住宅事業は、マンションと一戸建てを合わせた引渡戸数が2,879戸(同1,192戸増)と大幅に増加したこと、一部商品の計上期が前期からずれ込んできたため、売上高1,712億5,800万円(同68.8%増)、営業利益150億3,900万円(同160.0%増)と大幅増収増益に。契約済未計上残高は6,688戸(前年同期末比1,643戸増)。期末完成在庫数は51戸(同56戸減)と順調に推移している。

 賃貸事業では、当期末時点での空室率は2.2%と低水準で推移。収益不動産開発事業の推進と販売促進も注力し、売上高682億3,700万円(同15.4%減)、営業利益183億600万円(同3.5%増)となった。

 通期では連結売上高5,160億円、営業利益550億円、経常利益420億円、当期純利益190円を見込む。

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