(株)東急コミュニティーは1月30日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は893億1,900万円(前年同期比3.1%増)、営業利益64億9,500万円(同15.9%増)、経常利益66億800万円(同15.3%増)、当期純利益39億6,600万円(同30.8%増)。
主力の管理業は、マンション管理では専有部サービスのリニューアルや地震対策マニュアル、および防災訓練ガイドを活用した防災訓練の提案を継続的に実施。ビル管理は、業務仕様の再構成や品質向上、価格競争力強化、顧客ニーズに合わせた管理商品の提案を行なうとともに、大型プロジェクト等の受注にも積極的に取り組んだ。その結果、売上高572億1,600万円(同2.6%増)、営業利益50億200万円(同2.5%増)を計上した。
賃貸業は、物件特性やマーケット環境を的確に捉えた戦略的な営業活動を展開。稼働率の向上・維持に注力した結果、売上高は138億5,500万円(同5.2%増)、営業利益は17億9,900万円(同25.8%増)となった。
なお通期については、連結売上高1,221億円、営業利益86億円、経常利益86億円、当期純利益49億9,000万円を見込んでいる。