(株)LIXILグループは5日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)は、売上高1兆566億7,200万円(前年同期比11.5%増)、営業利益379億9,300万円(同112.4%増)、経常利益383億3,100万円(同141.3%増)、当期純利益77億2,900万円(同4%減)。前期に新規連結となった子会社が売り上げに寄与したものの、早期退職関連の損失を計上したことなどから、増収減益となった。
主力の金属製建材事業では、売上高4,719億7,500万円(同25.5%増)とを計上。売価の低下があったものの、販管費の削減や前年同期の一時的な費用増の影響で、営業利益169億2,900万円(同137.4%増)と増益になった。
住宅・不動産他事業においては、販売競争の激化などにより、売上高441億2,900万円(同2.3%減)と減収になったが、粗利率の改善に努め、営業利益36億7,700万円(同34.5%増)を確保した。
通期では、売上高1兆4,600億円、営業利益540億円、経常利益530億円、当期純利益130億円を見込む。