コンフォリア・レジデンシャル投資法人(CRR)は6日、(株)東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
同投資法人は東急不動産(株)が100%出資する資産運用会社、東急不動産コンフォリア投信(株)により、2010年6月8日に設立した。主な投資対象は東京圏の賃貸住宅。東急不動産グループがコンフォリアシリーズとして開発または運用する賃貸住宅を東急不動産グループから取得するほか、東急不動産グループ以外からもコンフォリアシリーズのコンセプトに合致する賃貸住宅を取得し、コンフォリアシリーズの物件として運用していく方針。
発行投資口数は1万8,691口。公募価格は55万円で、同日の始値は60万7,000円、終値は62万2,000円と大幅に上回る結果となった。
なお、今後の運用状況の予想は、13年7月期が営業収益25億4,900万円、営業利益13億6,100万円、経常利益10億4,100万円、当期純利益10億4,000万円、1口当たり分配金1万5,440円、14年1月期が営業収益25億5,500万円、営業利益13億2,400万円、経常利益10億3,700万円、当期純利益10億3,600万円、1口当たり分配金1万5,380円を見込む。