不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/2/7

東京都心5区の大規模ビル空室率、2ヵ月連続の低下/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は7日、東京都心5区および全国6大都市における1月の大規模オフィスビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを発表した。

 東京都心5区のビル空室率は6.54%(前月比0.22ポイント減)と2ヵ月連続で改善した。5区すべてで現空面積が低下。受給バランス改善が進んでいる。立地やビルグレード改善を目的とした移転に加え、館内増床などの実需も増加傾向にある。現空面積は32万5,193坪(同6,760坪減)だった。

 賃料は、坪当たり1万9,343円(同153円上昇)と、8ヵ月ぶりに上昇した。募集面積は65万8,796坪(同9,879坪増)と急増。新築ビルを中心にまとまった面積を割安感のある賃料水準で確保できる状況がテナント移転ニーズを顕在化させたことが要因。

 また、全国の6大都市別の空室率は、東京23区7.4%(同0.2ポイント減)、札幌市6.4%(同増減なし)、仙台市12.6%(同増減なし)、名古屋市8.4%(同0.1ポイント減)、大阪市7.9%(同0.4ポイント減)、福岡市8.6%(同0.2ポイント減)となった。

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