不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/2/8

不動産再生事業好調、営利197%増の13億9,100万円/サンフロンティア不動産13年3月期第3四半期決算

 サンフロンティア不動産(株)は7日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~12月31日)は、連結売上高60億4,500万円(前年同期比27.4%増)、営業利益13億9,100万円(同197.9%増)、経常利益13億3,400万円(同217.8%増)、当期純利益15億7,700万円(同308.7%増)。

 主力の不動産再生事業では、リプランニング事業で8棟を購入。売却は5棟にとどまったものの、利益率が高い水準で推移した。賃貸ビル事業では4棟を売却し、賃料収入が減少したものの、開発中のリプランニング物件での賃料収入が増加。不動産証券化事業では、大型物件の売却による投資分配収入等により増収増益に。その結果、売上高35億7,500万円(同8.9%増)、営業利益12億9,700万円(同112.1%増)を計上した。

 仲介事業では、売買仲介において取り扱い件数・規模ともに増加基調に。賃貸仲介では、ビルオーナー向けの取り組みを実施し、周辺事業を含めたフィー収入の増強に注力した。結果、売上高11億100万円(同43.0%増)、営業利益9億7,500万円(同52.6%増)となった。

 なお、通期では売上高105億円、営業利益16億円、経常利益15億5,000万円、当期純利益17億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。