サンフロンティア不動産(株)は7日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)は、連結売上高60億4,500万円(前年同期比27.4%増)、営業利益13億9,100万円(同197.9%増)、経常利益13億3,400万円(同217.8%増)、当期純利益15億7,700万円(同308.7%増)。
主力の不動産再生事業では、リプランニング事業で8棟を購入。売却は5棟にとどまったものの、利益率が高い水準で推移した。賃貸ビル事業では4棟を売却し、賃料収入が減少したものの、開発中のリプランニング物件での賃料収入が増加。不動産証券化事業では、大型物件の売却による投資分配収入等により増収増益に。その結果、売上高35億7,500万円(同8.9%増)、営業利益12億9,700万円(同112.1%増)を計上した。
仲介事業では、売買仲介において取り扱い件数・規模ともに増加基調に。賃貸仲介では、ビルオーナー向けの取り組みを実施し、周辺事業を含めたフィー収入の増強に注力した。結果、売上高11億100万円(同43.0%増)、営業利益9億7,500万円(同52.6%増)となった。
なお、通期では売上高105億円、営業利益16億円、経常利益15億5,000万円、当期純利益17億円を見込んでいる。