すてきナイスグループ(株)は8日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,653億1,700万円(前年同期比6.0%減)、営業損失1億2,700万円(前年同期:営業利益15億2,800万円)、経常損失8億8,700万円(同:経常利益8億9,500万円)、当期純損失17億4,700万円(同:純損失9,400万円)。
主力の建築資材事業は、「地域型住宅ブランド化事業」や「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」などの事業提案を推進した。また、東北の被災地復興支援では、北東北3県(青森県、岩手県、秋田県)に対する物流強化として、「花巻物流センター」(岩手県花巻市)の建設に着手。売上高は1,228億8,100万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は14億9,400万円(同7.0%減)となった。
住宅事業は、マンション部門で「免震構造」、および耐震強度1.25倍の「強耐震構造」による商品の供給に注力したが、売上計上戸数は558戸(同14.8%減)、売上高は201億8,000万円(同24.2%減)となった。一戸建て住宅部門については、長期優良住宅の認定基準を上回り、かつリーズナブルな価格を実現した「パワーホーム~Super High Quality & Good Price~」の供給と、復興応援型住宅「フェニーチェホーム」の普及・販売活動を推進。売上計上戸数175戸(同8.9%減)、売上高59億3,500万円(同8.6%減)を計上。同事業全体の売上高は374億7,100万円(同18.1%減)、営業損失は1億3,900万円(前年同期:営業利益12億2,400万円)となった。
なお通期については、連結売上高2,420億円、営業利益34億円、経常利益24億円、当期純利益11億円を見込んでいる。