日本土地建物(株)は14日、愛知県小牧市で取り組む大規模太陽光発電事業の設置工事が完了し、売電を開始したと発表した。
同社では、成長戦略の一つとして、再生可能エネルギーへの取り組みを強化しており、太陽光発電事業はその一環となる。
今回の事業では、同社所有のDRE小牧センターの流通施設2号棟(屋根面積8,150平方メートル)と3号棟(同3,900平方メートル)の屋根に、出力830kW級の太陽光発電パネルを設置。年間予想発電量は93.5万kWhとなる見通しで、これは一般家庭約270軒分の電力量に相当。発電した電気は中部電力に全量売電する。
同施設は、物流システム会社(株)ダイフクの土地に、同社が流通施設を建設の上、保有賃貸しているもの。(株)ダイフクビジネスサービスのマスターリースにより、2号棟にはハウス物流サービス(株)、3号棟には(株)日伝が入居している。