不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/2/15

建築受注目的の不動産売却増で大幅増収増益/長谷工12年3月期第3四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは14日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は4,026億2,800万円(前年同期比13.3%増)、営業利益162億4,500万円(同13.3%増)、経常利益139億9,000万円(同14.1%増)、当期純利益99億9,100万円(同53.6%増)。採算の厳しい工事受注や住宅関連サービス事業拡大に向けた組織体制変更で一般管理費が増えた影響はあったが、建築受注を目的とした不動産売却の増加で大幅な増収増益となった。

 設計施工関連事業は、分譲マンション新築工事の受注は首都圏で62件、近畿圏で18件に。完成工事については分譲マンション53件を含む62件を引き渡し、売上高は2,329億円(同2.8%増)となったものの、完成工事利益率が低下した影響で営業利益は136億円(同13.3%減)となった。

 不動産関連事業は、マンション6物件の引き渡しのほか、建築受注を目的とした不動産の売却が増加。売上高934億円(同69.7%増)、営業利益30億円(前年同期:営業損失11億円)を計上した。

 なお、通期では連結売上高5,300億円、営業利益240億円、経常利益200億円、当期純利益120億円を見込んでいる。

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