


ミサワホーム(株)は20日、1月に発売した木質系戸建住宅「GENIUS Vi(ジニアス ビー)」に、新たに7タイプを追加した。同日、茨城県阿見町のモデルハウスを報道陣に公開した。
同商品は、これまでの企画商品の中で特に好評だった住まいのアイディアや優れたデザインに加え、安全・安心かつ快適に暮らせる提案を商品化し、ミサワホーム創立45周年の集大成として発売したもの。1月に「広い家」「学びの家」「KURAの家」を先行発売。今回、「学びの家 U」「KURAの家 O」「育む家」「育む家 L」「育む家 W」「自由空間の家」「ふたりの家」を追加し、全10タイプとした。さまざまな敷地条件や顧客の要望に対応するため、平屋、2・3階建て、蔵付き2階建てなど、300を超える商品プランを用意した。
リビングを住まいの中心に配置し、家族の自然なコミュニケーションを促進する「センターリビング設計」や、キッチンを中心に行き止まりのない動線を実現した「サーキュレーションプラン」など、ミサワホームのオーナーから評価の高い提案やデザインを採用。小屋裏の温度上昇を抑える「遮熱屋根パネル」や「高断熱玄関ドア」などの採用による「省エネ」に加え、太陽光発電システムや燃料電池による「創エネ」、蓄電池による「畜エネ」など、エネルギーの有効活用にも配慮した。
また、「全館空調システム」と「熱交換型24時間フロアセントラル換気システム」、「高濃度プラズマクラスターイオン発生機」、「抗アレル内装材」を組み合わせた屋内空気環境ソリューション「エアテリア」の設置により、快適な屋内空気環境を実現する。
木質パネル接着工法を採用、販売エリアは沖縄県を除く全国。本体参考価格は、「広い家」で3.3平方メートル当たり58万2,000円(税込み)。2月22日から9月30日までの限定販売で、1,000棟の販売を目指す。
同日会見した同社取締役常務執行役員の横田純夫氏は、「『GENIUS Vi』は、安全・安心で付加価値の高い住まいであることはもちろん、10タイプ300プランというこれまでにない規模の商品数を揃え、お客さまのさまざまな要望に対応することで、ターゲットを幅広く取り込んでいきたい」などと述べた。