不動産ニュース / 開発・分譲

2013/2/22

三井不レジが参画。全900区画の大規模土地区画整理事業「ビスタシティ守谷」が始動

「ビスタシティ守谷」開発エリアのイメージ
「ビスタシティ守谷」開発エリアのイメージ
「これだけ大規模な事業ができるのは、市からの支援も大きい」などと話す永瀬理事長
「これだけ大規模な事業ができるのは、市からの支援も大きい」などと話す永瀬理事長

 三井不動産レジデンシャル(株)が事務局運営および販売業務を受託する守谷市松並土地区画整理組合は21日、茨城県守谷市で開発中のプロジェクト名を「VISTA CITY (ビスタシティ)守谷」とすると発表した。

 同プロジェクトはつくばエクスプレス「守谷」駅徒歩9分の元工場跡地とその周辺エリアを、取手都市計画事業守谷市松並土地区画整理事業として道路や公園などの都市基盤を整備するもの。戸建住宅・複合住宅地・事業用地等の土地利用を促進していく。地区面積約41.7ha、想定区画900区画、計画人口5,000人の大規模事業となる。

 同地区は守谷市における低炭素まちづくりのモデル地区となっており、全戸へ太陽光発電システムを導入するほか、各戸の発電電力の買電を可能とするインフラ設備を導入。また、住宅地区の電線類を地中化することで災害にも強く景観に優れたまち並みを創出する。

 さらに主要道路の一つとして機能してきた松並木を公園とコミュニティ道路として整備。エリア内の公園や緑地を緑化された街路で結び付けることで多様な生態系の創出し、市街地環境を高めていく「エメラルドクロス」という取り組みを採用した。

 同日開催された事業説明会において、同整理組合理事長の永瀬宗重氏は「守谷市はつくばエクスプレスの開業によって人口が増加しており、同開発による中心市街地の発展には期待が寄せられている。より良い開発とするためにも保留地の販売に力を入れていきたい」などと話した。
 
 総事業費は約150億円で今夏より戸建てを中心に販売をスタートする予定。事業完了予定は2016年3月。

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