(株)帝国データバンクは、「100業界231分野の2013年度天気予測」を発表した。各業界の生産や販売、売り上げ、収益動向などから景況感を総合的に判断。最も景気が良い状態を「快晴」とし、以下「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表したもの。
13年度天気予測は、「快晴」がゼロ、「晴れ」が9分野、「薄日」が41分野、「曇り」が75分野、「小雨」が60分野、「雨」が35分野、「雷雨」が11分野となった。12年度と比較して天気の「改善」を見込むのは34分野、「横ばい」が181分野、「悪化」は16分野となった。
住宅・不動産関連では、「戸建て」、「マンション」が、住宅取得支援策の継続に加えて、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の取り込みなどが見込まれることから「薄日」と予想。「不動産賃貸」が、商業施設の賃貸でアウトレットモールの新規開設や増床が増収要因となり「曇り」とした。また、「介護サービス・有料老人ホーム」は、高齢化の進展に伴う需要増で積極的な事業所開設が続くことから「晴れ」としている。