インヴィンシブル投資法人(INV)は27日、2012年12月期決算を発表した。
当期(12年7月1日~12月31日)の運用状況は、営業収益24億7,600万円(前期比13.8%増)、営業利益10億8,400万円(同21.3%増)、経常利益1億1,400万円(同8.9%減)、当期純利益1億1,400万円(同10.9%減)。1口当たり分配金は117円(同83円減)となった。
期中、新規24物件を取得。震災リスク、経済リスクへの対処として関西圏および中部圏への投資拡大を実施。期末時点における保有物件数は合計78件、取得価格ベースで771億6,100万円。稼働率は96.2%。なお、NOI利回りは前期5.0%から5.2%へと改善した。
分配金は、当期純利益に加え、10年12月期に計上した負ののれん発生益に基づく余剰金の一部(4,300万円)を活用。総額1億5,700万円、1口当たり分配金117円を確保した。
次期は、営業収益27億6,100万円、営業利益11億8,300万円、経常利益2億8,000万円、当期純利益2億8,000万円、1口当たり分配金200円を見込む。