不動産ニュース / ハウジング

2013/3/4

東京・足立区の加平展示場に出展。城東エリアへの進出加速/ポラスグループ

「和美庵」外観
「和美庵」外観
和室の収納スペース「畳がえし」
和室の収納スペース「畳がえし」
「Leche cenote」外観
「Leche cenote」外観
「Leche cenote」室内
「Leche cenote」室内

 ポラスグループはこのほど、環七・加平ハウジングギャラリーに、ポラテック(株)の主力商品である「和美庵(わびあん)」と、2×6住宅等を手掛けるグローバルホーム(株)の「Leche cenote(レチェ・セノーテ)」のモデルハウスをオープンした。同社の東京都内での出展は3ヵ所目。

 「和美庵」は、敷地面積約104平方メートル、建築面積約59平方メートル、延床面積約134平方メートル。
 30歳代の夫婦とその親世帯という2世帯をターゲットにしており、都市部に住みながら木漏れ日や風を感じられるように設計。壁面緑化や外部格子、縁側という中間領域をつくり出した和風のデザインとしている。
 1階の和室と2階の畳リビング下には、同社のオリジナルの収納スペース「畳がえし」を備えることで、大収納を実現。また、中空に設置したワイヤーを利用した壁面緑化を可能とする等、環境面にも配慮している。
 そのほかにも、和美庵としては初となるスカイラウンジを提案。景色を楽しめるほか足元にウッドデッキや玉砂利、タイルや芝生などを組み合わせることで寛ぎの空間を演出する。
 価格は坪単価74万9,000円で、年間の販売目標は25棟。

 「Leche cenote」は、敷地面積約104平方メートル、建築面積は約60平方メートル、延床面積は約142平方メートル、施工面積は約214平方メートル。
 同社初となる女性デザイナーによる設計で、インテリアやエクステリアも女性が選別した“女性のため”の2×6工法モデル。
 
 白を基調に丸みを帯びたデザインとし、メキシコの水中洞窟(セノーテ)をコンセプトとした3階建て+屋上の4層構成とした。
 エントランスは洞窟の入口をイメージ。ガレージにつながる部屋を照明と色でエキゾチックな雰囲気とし、リビングが散らかっているときでもここで友人とティータイムを楽しめるようにしている。

 LDはスキップフロアを採用。空間にメリハリを創出したほか、浮づくり仕上げのクリの無垢材でコーディネートすることで柔らかな空間を生み出している。
 また、2階のリビングルームから少し離れた位置にドーム型の天井で丸窓から外の光が差し込む空間「シアタースペース」を設置。「瞑想するための空間です」(デザイナー・亀田瑛子氏)と言うような非日常のためのスペースも設けている。
 価格は1坪当たり63万5,000円。販売目標は年間25棟。

 2月28日の内覧会においてポラテック取締役木造住宅事業部長の森田昭廣氏は、「1月2日にモデルハウスをオープンして以来、来場者数は和美庵で120組、Leche cenoteで92組と順調に推移している。契約は和美庵ですでに3件受注しているほか、Leche cenoteでも商談が進んでる最中」と、好調な動きをアピールした。
 また、東京への進出については、「赤羽展示場、練馬展示場に続き加平展示場に出展したことで、さらに城東エリアでの展開に力を入れていきたい」等と語った。

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