不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/3/5

物流施設の空室率、東京・大阪ともに改善/一五不動産情報サービス調査

 (株)一五不動産情報サービスは4日、2013年1月期の「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」結果を発表した。延床面積または敷地面積が1万平方メートル以上の賃貸物流施設のうち、東京圏189棟・大阪圏44棟を対象に調査したもの。

 当期の東京圏の空室率は2.2%(前期比0.3ポイント減)。新規需要7万平方メートルに対し、新規供給4万平方メートルと、3四半期ぶりに需給バランスが改善した。募集賃料水準は1坪当たり3,800円(前期比0.5%減)と下落し、募集賃料はおおむね横ばいとなったが、大型かつ築浅の高機能型物流施設では、堅調な成約状況で賃料も底堅い様子。

 大阪圏の空室率は1.5%(同0.5ポイント減)。産業ファンド投資法人がIIF神戸ロジスティクスセンターを新規取得。GLP大阪IIおよびGLP門真でもテナント確保が相次ぎ、2四半期連続で需給バランスが改善した。大阪圏では新規開発が増えており、当面は安定した需給環境が続く見通し。募集賃料は1坪当たり3,240円(前期比0.6%減)と下落。需給見通しも安定的であることから、当面は底堅い賃料動向が続く見通し。

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