不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/3/6

建設事業が堅調に推移。営業利益対前年128%増/東建コーポレーション13年4月期第3四半期決算

 東建コーポレーション(株)は5日、2013年4月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年5月1日~13年1月31日)は、連結売上高1,707億400万円(前年同期比8.9%増)、営業利益53億1,900万円(同128.7%増)、経常利益57億3,100万円(同110.6%増)、当期純利益36億1,500万円(同165%増)。

 主力の建設事業は、市場性の高いエリアに営業人員を増員・増強し、積極的な受注活動を展開。受注前の審査を厳格化したことによる受注物件の精度の向上、受注後の工程管理の徹底による工期短縮の結果、売上高849億9,800万円(同9.8%増)を計上。受注促進キャンペーンの実施や、都市型戦略による利益率の低い高層物件や特注物件の比率の増加で、完成工事総利益率は低下したものの、営業利益67億7,500万円(同41.4%増)を確保した。

 不動産賃貸事業は、管理物件数の増加に伴い、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)の家賃収入および管理料収入などが増加し、売上高837億6,400万円(同8.2%増)、営業利益32億3,500万円(同28.6%増)となった。入居率は95.8%(同0.5ポイント増)。

 通期は、連結売上高2,368億2,400万円、営業利益76億5,400万円、経常利益81億4,300万円、当期純利益48億4,800万円を見込む。

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