

(株)リクルート住まいカンパニーは7日、「編集長イベント」を報道関係者を対象に開催、「2013年トレンド予測」を発表した。
「SUUMO」編集長の池本洋一氏、「Goodリフォーム」「リフォーム会社を選ぶ本」「中古を買ってリフォームしよう」編集長の田中寛子氏、「注文住宅」「HOUSING」編集長の武市麗子氏、「都心に住む」「SUUMO新築マンション」編集長の山下伸介氏が、それぞれ各領域の2013年の注目トピックスを語った。
池本氏は、家の一部を他人に向けて開放し、人を招き入れる動きが活発になりつつあると指摘。「家を開く」というキーワードを挙げ、関連実例を紹介した。
田中氏は、「広がる『エコ』リフォーム」をキーワードに、自然の力を利用したエコな住まいがリフォーム領域でも広がりつつあると指摘。その背景には、震災を機に自宅でエネルギーをまかなうことに意識が広がったためと分析し、武市氏は、「家族ごとに、家族らしく、自由。イマドキ二世帯は、安・楽・適」をキーワードに、二世帯住宅は今後ますます、暮らし方や住まい方にも「自由な発想」が取り入れられていくだろう、と語った。
最後に山下氏が総括し、2010年代に「防災・省エネの次世代クオリティへシフトし、生活の質を高め、住むだけでエコな暮らしが実現していくだろう」と、次の10年のトレンド変化の兆しを語った。