(株)大京は7日、新築のライオンズマンションの共用部分において、災害時対応機能を強化する目的で、Wi-Fi設備を標準仕様として導入すると発表した。
管理事務室の既存のインターネット関連設備に新たにWi-Fi用無線LANルーターを設置することで、災害時における最新災害情報の取得など、災害時対応力を強化するもの。
なお、停電時にはWi-Fi設備用のコンセントをポータブルの自家発電機もしくは蓄電池につなぎかえることで電源、Wi-Fi環境を確保する。
また、従来は管理組合理事長のみが所持していた管理事務室の鍵を、災害時対応を見据え、管理組合理事以上の役員が全員で共有、自主的に運営できる仕組みも新たに提供していく。