(公財)東日本不動産流通機構は11日、東日本レインズの2013年2月の首都圏市場動向を発表した。
同月の中古マンション成約件数は3,316件(前年同月比13.6%増)と2桁増。6ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都が1,578件(同14.5%増)、埼玉県が414件(同2.0%増)、千葉県が442件(同20.4%増)、神奈川県が882件(同14.8%増)と全都県でプラス、埼玉県を除き2桁増となった。
成約単価は、1平方メートル当たり38万6,800円(同2.7%下落)と、大幅上昇だった前月の反動で下落。前月比も変動なしだった。平均価格は2,531万円(同4.2%下落)とマイナス。新規登録件数は、1万4,159件(同13.6%減)と3ヵ月連続の前年割れ、かつ2桁減。在庫件数は、4万3,446件(同5.4%減)と前年割れとなり、4万3,000件台となった。
一方、中古戸建住宅の成約件数は、埼玉県を除き前年同月を上回るなど1,051件(同10.3%増)と2桁の増加。成約平均価格は2,985万円(同4.0%上昇)と3,000万円割れながら上昇した。