(一社)不動産協会は13日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で第3回「不動産協会賞」の表彰式を開催した。
「不動産協会賞」は、同協会が社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物から選定・表彰しているもの。今回は「民法改正-契約のルールが百年ぶりに変わる-」(法務省経済関係民系基本法整備推進本部参与・内田 貴氏)や「歴史に学ぶ減災の知恵」(立命館大学理工学部教授・大窪健之氏)等の4作品が選定された。
表彰式で挨拶した選考委員座長の青山 佾氏(明治大学公共政策大学院教授)は、「これまでは不動産に直接的にかかわる分野を表彰してきたが、今回は法律、減災、エネルギー問題、コミュニティという幅広い分野から選定した」等と話した。また、同協会理事長の木村惠司氏は「不動産業界はさまざまな課題に直面しているが、いずれの著作もこれらの解決のヒントとなる要素を持っている。受賞者の皆さまにはさらに研究を重ねていただき、世の中に影響を与えてほしい」等と祝辞を述べた。
受賞作品の詳細は、同協会のホームページ参照。