不動産ニュース / 開発・分譲

2013/3/26

大阪・高槻駅前の分譲マンション、販売開始/阪急不動産

「MUSEたかつき」全体イメージ
「MUSEたかつき」全体イメージ

 阪急不動産(株)は、「MUSEたかつき」での最終プロジェクトとなる新築分譲マンション「(仮称)JR『高槻』駅直結『最終プロジェクト』」(大阪府高槻市、総戸数140戸)の一般案内(6月予定)を前に、事前に登録した会員への案内を、4月中旬から開始する。

 「MUSEたかつき」は、西日本最大級となる、官民協力によるJR「高槻」駅前の複合開発プロジェクト。同社と関西大学、社会医療法人愛仁会、(株)そごう・西武の4つの事業者によって、住・学・医・商が揃った先進の街区が開発されている。
 「(仮称)JR『高槻』駅直結『最終プロジェクト』」は、「MUSEたかつき」において、同社が手掛けてきた4棟目の新築分譲マンション。同物件の竣工により、JR高槻駅前北東地区開発事業は完成する。

 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上26階建て、敷地面積3,635平方メートル、延床面積2万3,843.32平方メートル。JR京都線「高槻」駅徒歩5分、阪急京都線「高槻市」駅徒歩11分。専有面積は56.13~82.30平方メートル、間取りは1LDK~3LDK+N。

 「永住」をコンセプトに、将来のリフォームをあらかじめ見越した設計や仕様としたほか、子供や高齢者にも便利な設備を多く取り入れた。水回りを1ヵ所に集約し、廊下や浴室などの壁に、あらかじめ手すり用の下地補強を施工。また、車椅子でも楽に出入りできるように、すべてのドアに引き戸を採用したほか、廊下幅を約1mにして、子供や荷物を抱えた状態でもスムーズに移動できるように工夫した。
 さらに、建物内(4~12階)に有料老人ホームを併設し、警備会社のサテライト事務所やレストランの誘致を予定している。

 竣工は2015年3月下旬、入居開始は同年3月末を予定している。

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