(株)東京カンテイは26日、2013年2月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県の、30平方メートル以上のファミリータイプ中古マンション流通事例価格(70平方メートルに換算)を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。
2月は「晴」が前月と変わらず9地域となり、「雨」も6地域から変化なし。「小雨」は10地域(前月11地域)に減少、「曇」は11から変化なく、「薄日」は11地域(同10地域)に増加した。
エリア別では、近畿圏、中部圏では価格上昇によって天候が改善した地域が多く、首都圏でも反転上昇した。北海道、宮城県、広島県では「晴」を維持。価格は、上昇基調を維持している。
前月から天候が改善した地域は14から9に減少。悪化した地域も9から7に減少した。横ばいの地域は24から31に増加。前月から一転、価格は緩やかな復調の動きとなった。
天気図は、同社ホームページを参照。