不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/1

建設工事受注高、2ヵ月ぶりに増加/国交省調査

 国土交通省は29日、2013年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」(大手50社調査)を発表した。

 同月の受注高は、9,974億円(前年同月比16.3%増)と2ヵ月ぶりに増加。国内では、公共工事、民間工事ともに増加し、国内合計は9,514億円(同15.6%増)。こちらも2ヵ月ぶりに増加した。

 民間工事は6,394億(同18.7%増)と2ヵ月ぶりに増加。
 発注者別では、サービス業、不動産業、金融業、保険業等が増加し、運輸業、郵便業、電気・ガス・熱供給・水道業、製造業等が減少した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少。医療・福祉施設、教育・研究・文化施設、店舗等が増加し、鉄道、港湾・空港、道路等が減少した。

 公共工事は2,725億円(同11.6%増)と2ヵ月ぶりに増加。国の機関(同4.7%増)は2ヵ月ぶりに増加し、地方の機関(同29.0%増)は2ヵ月連続で増加した。
 発注者別では、国の機関は、独立行政法人、政府関連企業等が増加し、国が減少。地方の機関は、都道府県が減少し、それ以外が増加した。工事種類別では、土木が増加し、建築が減少。道路、鉄道、上下水道等が増加し、医療・福祉施設、娯楽施設、港湾・空港等が減少した。

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