国土交通省は29日、建築物ストック統計(2013年1月1日現在)を公表した。住宅・土地統計調査、法人建物調査および建築着工統計を基に、用途別、構造別、竣工年別等に床面積の総量を推計したもの。
全国のストック床面積総量は、約72億5,828万平方メートル。そのうち住宅は約54億3,180万平方メートル(対前年比約0.2%増)で、住宅の延床面積の総計は全体の約74.8%となった。
このうち、新耐震基準が定められた1981年以降に建てられた建築物の延床面積は、全体の約67.7%。住宅の延床面積は74.8%、木造建築物の延床面積の割合は、住宅では約68.0%となった。
また、非住宅は約18億2,648万円平方メートル(同約0.7%増)。非木造の割合は約93.0%と大きく、使途としては、事務所・店舗(約32.5%)と工場・倉庫(約43.5%)の割合が大きい結果となった。