積水ハウス(株)が総合企画設計や施工等を担当した、小児がん患児とその家族が治療中も共に生活できる共同住宅「チャイルド・ケモ・ハウス」(神戸市中央区)がこのほど竣工した。
(公財)チャイルド・ケモ・サポート基金が建築主となり、神戸市から土地を賃借。建築家の手塚貴晴氏・手塚由比氏や積水ハウスが建築・企画を担当し、日本財団による寄付プロジェクト「TOOTH FAIRY」の資金援助を受ける形で実現したもの。
建物は重量鉄骨造地上1階建て。敷地面積3,500平方メートル、建築面積約1,971平方メートル、延床面積約1,931平方メートル。患児・家族滞在・療養向けの共同住宅19戸と診療所、レストランからなる。
2013年度中に開業する予定。