不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/4/8

不動産流動化事業、好調に推移し増収増益/トーセイ13年11月期第1四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2013年11月期第1四半期決算を発表した。

 当期(12年12月1日~13年2月28日)の連結売上高155億100万円(前年同期比208.4%増)、営業利益16億1,500万円(同119.3%増)、税引前利益14億700万円(同147.3%増)、当期純利益8億6,600万円(同216.2%増)。

 不動産流動化事業は、8棟のバリューアップ物件を販売したほか、Restyling事業において16戸の販売を行なった。その結果、売上高71億700万円(同240.1%増)、セグメント利益13億3,000万円(同257.9%増)となった。

 不動産開発事業では、オフィスビル「蒲田トーセイビル」(東京都大田区)のほか、戸建住宅29戸、新築分譲マンション5戸を販売。売上高65億7,000万円(同491.7%増)、セグメント利益1億1,200万円(同61.0%減)を計上した。

 なお、3月27日のシンガポール証券取引所の上場に伴い国際会計基準(IFRS)に準拠した財務諸表の作成を行なうことになり、売上高、利益、費用の計上に差異が発生。通期の予想を、売上高370億1,300万円、営業利益32億8,400万円、経常利益26億3,500万円、当期純利益15億9,700万円と修正した。

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