住友不動産(株)が参加している広島駅南口Bブロック市街地再開発組合は12日、「広島」駅南口駅前で施工しているプロジェクト「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業」の起工式を挙行した。
同事業は、住宅を中心に商業、公共施設等が入る西棟(52階建て)と、駐車場や店舗として使用する東棟(10階建て)で構成される大規模複合開発。なお、高さ約193mの西棟は、中四国・九州で最高層の建物となる。
広島駅南口Bブロックは、老朽化した建物が密集し、これまで効率的な土地利用がなされなかったエリア。同事業では、駅前の新たなランドマークとなる超高層建物を整備し、商業・業務機能の集積や都心居住の推進、防災性の向上等を図る計画。
敷地面積は、約8,300平方メートルで、延床面積は約12万4,800平方メートル。鉄筋コンクリート造および鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造。地上52階地下2階建て(一部地上10階建て)。
同社は、西棟住宅部分のうち12階の共用部を除く13~52階の保留床を取得。分譲マンション417戸(総戸数514戸)を販売する。なお、西棟地下2階~地上3階の店舗部分には、ビックカメラが出店する予定。