不動産ニュース / 開発・分譲

2013/4/12

広島駅前の大規模複合開発を着工/住友不動産

「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業」建物完成予想パース
「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業」建物完成予想パース

 住友不動産(株)が参加している広島駅南口Bブロック市街地再開発組合は12日、「広島」駅南口駅前で施工しているプロジェクト「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業」の起工式を挙行した。

 同事業は、住宅を中心に商業、公共施設等が入る西棟(52階建て)と、駐車場や店舗として使用する東棟(10階建て)で構成される大規模複合開発。なお、高さ約193mの西棟は、中四国・九州で最高層の建物となる。

 広島駅南口Bブロックは、老朽化した建物が密集し、これまで効率的な土地利用がなされなかったエリア。同事業では、駅前の新たなランドマークとなる超高層建物を整備し、商業・業務機能の集積や都心居住の推進、防災性の向上等を図る計画。

 敷地面積は、約8,300平方メートルで、延床面積は約12万4,800平方メートル。鉄筋コンクリート造および鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造。地上52階地下2階建て(一部地上10階建て)。

 同社は、西棟住宅部分のうち12階の共用部を除く13~52階の保留床を取得。分譲マンション417戸(総戸数514戸)を販売する。なお、西棟地下2階~地上3階の店舗部分には、ビックカメラが出店する予定。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。