不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/15

首都圏分譲マンション賃料、3ヵ月ぶりに上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは15日、2013年3月の三大都市圏(主要都市別)分譲マンション賃料月別推移を発表した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,541円(前月比0.3%増)と、3ヵ月ぶりに上昇した。都県別では、東京都は2,978円(同0.4%増)、神奈川県は2,078円(同2.2%増)、埼玉県は1,651円(同0.8%増)とそれぞれ上昇。千葉県は1,493円(同2.0%減)と、先月に都心寄りエリアで賃料が下がった影響により、県平均はやや下落した。

 都市圏別では、東京23区は3,081円(同0.4%増)。横浜市は2,185円(同2.2%増)、千葉市は1,467円(同1.7%増)と、前々月の賃料水準まで戻している。さいたま市は1,849円(同1.8%増)と4ヵ月連続で上昇。

 また、近畿圏は1,784円(同1.6%増)と再び上昇し、直近1年間での最高値を更新した。一方、大阪府は築浅事例が増加したにもかかわらず、1,886円(同0.7%減)と下げており、昨年末からの上昇傾向が一服。中部圏は1,552円(同0.2%増)で、愛知県は1,576円(同0.6%増)と、年初に見られた一過性の大幅上昇が落ち付き、1,500万円台半ばの水準で安定推移し始めている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。