(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は16日、2013年1~3月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は9,663件(前年同期比12.2%増)と大幅な伸びで、6期連続で前年同月比を上回った。都県別では、東京都4,683件(同13.6%増)、埼玉県1,235件(同11.9%増)、千葉県1,216件(同8.5%増)、神奈川県2,529件(同11.6%増)とすべての都県で前年同期を上回り、千葉県を除き2ケタ増となった。
成約単価は1平方メートル平均で39万3,700円(同1.7%上昇)。成約物件価格は2,585万円(同1.8%上昇)。単価は3期連続、価格は2期連続の上昇。成約物件の平均専有面積は65.66平方メートル(同0.1%拡大)、成約物件の平均築年数は18.78年(前年同期:18.61年)だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は3,198件(前年同期比10.2%増)で、7期連続で増加。成約平均価格は2,946万円(同1.3%上昇)で、2期ぶりに下落した。新築戸建住宅の成約件数は1,437件(同21.9%増)で、5期連続で前年同期を上回り、成約平均価格は3,349万円(同0.5%下落)と2期ぶりに下落した。