日本リテールファンド投資法人(JRF)は15日、2013年2月期決算を発表した。
当期(12年9月1日~13年2月28日)の営業収益は256億4,200万円(前期比8.8%増)、営業利益は105億7,300万円(同10.1%増)、経常利益は80億4,200万円(同11.4%増)、当期純利益は80億4,100万円(同11.4%増)、1口当たり分配金は3,868円(同28円増)。
期中、「Gビル三軒茶屋01」、「ラウンドワン横浜駅西口店」など7物件の取得により資産規模を拡大し、収益力を増強した。集中したリーシング活動を実施し、保有する都市型商業施設28物件の稼働率は前期に引き続き上昇。期末時点で98.8%、郊外型商業施設48物件は稼働率99.9%となり、ポートフォリオ全体の稼働率は99.8%と安定した状態を維持した。
なお、期末時点の資産規模は76物件・約7,200億円。
次期については、営業収益260億5,000万円、営業利益106億900万円、経常利益80億8,800万円、当期純利益80億円8,800万円、1口当たり分配金3,890円を見込んでいる。