(一社)不動産流通経営協会(FRK)はこのほど、2012年のFRK既存住宅流通量(速報値)を発表した。同協会による独自調査で、1998年から開始しているもの。
FRK既存住宅流通量とは、「民事・総務・人権統計年報」(法務省)の建物売買における所有権移転戸数を基に、同協会が推計した個人・法人によって取得され、所有権移転が行なわれた回数。
それによると、12年の既存住宅流通量は50万3,000戸(前年比1万9,000戸増)。11年に48万戸台となったが一転、50万戸台に回復した。一方、新築着工総数8万8,300戸(借家・給与住宅含む)を含めた全住宅流通量に占める既存住宅流通比率は、36.3%(同0.4%減)であった。