ミサワホーム(株)は18日、日本南極地域観測隊へ参加し任務を終えた社員による現地作業報告会を開催した。
同社は1962年以来、南極地域観測隊の活動等を支える建物を受注。さらに同社社員が国立極地研究所へ出向、設営系隊員として協力している。
今回の報告会では、第53次越冬隊員として派遣された社員により、夏期設営作業や、越冬期間の作業、ドームふじ基地での作業などについて紹介。気象条件によって屋根工事ができず第54次が完了した自然エネルギー棟の建設工事や、54次夏作業に持ち越した汚水配管関連工事などについて触れ、気象状況によって、できなくなる工事もあるため、作業には長期計画がマストであると述べた。