(株)不動産経済研究所は18日、3月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は、全エリアで供給が増え、5,139戸(前年同月比48.4%増)となった。また、月間契約率も82.1%(同2.9ポイントアップ)に達し、7ヵ月ぶりに80%の大台を回復した。
1戸当たり平均価格は4,807万円(同3.0%上昇)、1平方メートル当たり単価は67万2,000円(同1.2%上昇)となった。
即日完売物件は、「プラウド船橋五街区」1期(千葉県船橋市、250戸、平均価格3,610万円、平均1.9倍、最高6倍)など、18物件812戸。20階以上の超高層物件は28物件539戸、契約率は77.4%。3月末時点の販売在庫数は、前月末比219戸減少し4,327戸となった。
なお、4月の発売戸数は5,000戸の見込み。